【新しい働き方フェス2021】ゆうこす×321トップライバーが語る!ライバーという働き方

「私だって新しい働き方に挑戦したい!でも、何から始めていいかわからない。

「ライバーという新しい働き方に興味がある!でも、実際のところはどうなんだろう?

そう思ったことはありませんか?

新しい働き方フェス2021は、「誰だって、私だって、やってみていい」をテーマに行われた日本最大級の働き方イベントです。

今回新しい働き方フェス2021には、モテクリエイターことゆうこすさんと、株式会社321でトップライバーを務めるあさみさんがスペシャルゲストとして登壇。この記事では、これからの時代の中で新しい働き方として注目を浴びるライバーについて、お二人が語るスペシャルトークショーの内容をお届けします。

《スペシャルゲスト》

▼菅本裕子(ゆうこす)さん
「自分と相手にモテる」をテーマに、SNSを軸にライブ配信などを行い、スキンケアブランドなど数多くの商品プロデュースやPRを行う。2019年12月には株式会社321を設立し、ライブ配信を行うライバー育成事業を展開している。

▼あさみさん:
元々は会社員として働いていたが、現在は株式会社321に所属し、専業トップライバーとして活躍している。ライブ配信のみで月100万円ほどを稼ぎ、312AWARD2021では年間トップライバーに表彰されている。

《ファシリテーター》

▼秋好陽介(あきよしようすけ)さん
ランサーズ株式会社代表取締役社長。2018年に「テクノロジーで誰もが自分らしく働ける社会をつくる」をビジョンに掲げ、クラウドソーシングサービス「Lancers」を立ち上げる。

月収100万円!?まだまだ伸び代があるライバーの可能性

秋好
秋好

それではゆうこすさん、あさみさん、今回はライバーという働き方について、今とこれからをお伺いさせてください。そもそもゆうこすさんがライブ配信を始めたのはいつからですか?

ゆうこす
ゆうこす

はい、実は私はYoutubeを始める前の2014年頃からライブ配信をしていました。あの頃からずっとライブ配信に関わってきて、今もライブ配信を軸にしたお仕事が多いので、今日はその楽しさを伝えられたらなと思います。

秋好
秋好

2014年といえば、まだまだライブ配信がメジャーではない時ですね。実は5年ほど前、ランサーズで、当時あまり認知されていなかったユーチューバーやインスタグラマーさんをお呼びしてイベントをしたことがあるんです。あれからどちらも人気の職業になりましたが、なんだか今のライバーには、あの頃と同じような感覚がありますよね。

ゆうこす
ゆうこす

5年後には今のユーチューバーのように、「もうライバルが多くて、ちょっとライバーになるのは厳しいよね」と言われるように頑張ります!

秋好
秋好

そもそもライバーって、どんな職業なんですか?

あさみ
あさみ

ライバーは、ライブ配信アプリを使って自由に自分の好きなことを配信をします。その配信に対して、リスナーさんから投げ銭、いわゆるギフトを頂くんですけど、それに応じてライバーの報酬が決まります。ライブ配信だけで生計を立てている人のことを専業ライバーと呼びます。

秋好
秋好

あさみさんは専業ライバーをされていますが、他に専業ライバーはどのくらいいるんでですか?

ゆうこす
ゆうこす

うーん、人によっていくら稼いだら専業と思えるのか?には違いがあります。ただ、今321の事務所には大体1,700人のライバーさんがいて、その中で月20万円くらいを稼いでいる人は100人を超えています。

秋好
秋好

100人!それはすごいですね!ちなみに、あさみさんのようなトップライバーはどのくらい稼いでいるのでしょう?みんな気になると思うのでお聞きしてもいいですか?

あさみ
あさみ

はい、今は平均して月に100万円くらい頂いています。

秋好
秋好

平均して100万円!これはみんなやりたくなっちゃいますね。

ゆうこす&あさみさんがライバーの魅力を力説!

秋好
秋好

今ってTwitterとかInstagramとか、色々なSNSがありますよね。その中でもライブ配信が良いといえる魅力ってなんですか?

ゆうこす
ゆうこす

ライブ配信の一番の魅力は、相手とコミュニケーションが取りやすいので、コアなファンができやすいことですね。あとはアプリの設計上、ちゃんとお金が稼ぎやすくなっているのも魅力です。

実は私、Youtubeをやる前からライブ配信をしていたんですが、そのおかげでYoutubeを始めてすぐに1万人の登録者さんができたんです。ライブ配信をしていたことは色々な特訓にもなったし、そこでコアなファンができてお金も稼げたことは、次のステップにも繋がりました。

あさみ
あさみ

私は、ライブ配信はいつでもどこでもできるのが魅力だと思います。それこそ私、来週福岡に旅行に行くんですけど、その旅行もすべて配信する予定なんですよ。

秋好
秋好

旅行を配信!?面白いですね。でも、ライブ配信を始めるとなると何を話したらいいんだろう?とか、やっぱり見た目が良くなきゃいけないのかな?って思いますよね。その辺りはどうですか?

ゆうこす
ゆうこす

うーん、確かに見た目の華やかさはフックになるし、その人の武器ではありますよね。ただ、ライブ配信ってどれだけコアにコミュニケーションが取れるかなので、トップの人たちを見ていても顔だけではないなぁと思います。あと、コンテンツはもう本当になんでもよくて、例えば会議風景とか、なんでもネタになりますよ!

秋好
秋好

会議風景でもいいんですか?例えば、僕とかがライバーになっても成り立ちます?

ゆうこす
ゆうこす

いや、むしろ成り立ちすぎます!普段働いている時に配信してもらって、今どんな感じで仕事を進めているとか、裏側とか見たいですもん!

トップライバーが語る孤独と息抜きの大切さ

秋好
秋好

あさみさんはトップライバーとして、週にどのくらいの配信をされているんですか?

あさみ
あさみ

そうですね、会社員と両立していた頃からなるべく毎日配信するようにしています。会社員の時は仕事があったので、平日は1〜2時間、休日は長めにというくらいが限界で。今は時間の融通が効くので、休みたいときはお休みにしていますが、実際には自分が配信していない時もリスナーとしてライブに入っているので、ほぼ1日中ライブ配信に触れていますね。

秋好
秋好

実際にやってきて大変だったことや課題は?

あさみ
あさみ

うーん、私がライブ配信を1年続けてきて振り返ったときにふと感じたのは、孤独感が結構あったなぁということでした。私、元々会社員だったので、会社にいくと誰かがいたじゃないですか?近くで毎日顔を合わせて仕事をするということがなくなって、それが意外と社会との関わりが無くなったように思えて寂しかったんです。

秋好
秋好

その孤独感ってフリーランスの方も結構感じるものだと思うんですが、何か気をつけていることはありますか?

あさみ
あさみ

そうですね、私は仕事一本にしないようにしています。もちろん私も夢を追ってライバーをしているので、生活の中でライブ配信が占める割合は大きいです。ただ、それだけだと視野も狭くなっちゃうから、頑張りたい気持ちの中でも意図的に心と身体をリフレッシュする時間を作る。これを大切にしています。自分から他のライバーに声をかけてご飯に行ったり、マネージャさんとも直接会うようにしていますよ。

ゆうこす
ゆうこす

一人で活動していると、求められている声に応えることに専念しちゃって、あれ?私って何がやりかったんだっけ?何が魅力で、好きなことはなんだっけ?って視野が狭くなっていっちゃうんですよね。だからこそマネージャーとか、ある程度俯瞰して見れる人が横にいるって大切だなと思います。

今後、ライバーは新しい働き方になっていく?

秋好
秋好

では、次はライバーの未来について聞かせてください。お二人は今、最前線でライブ配信をされていますが、今後ライバーは新しい働き方になっていくと思いますか?

ゆうこす
ゆうこす

そうですね、それで言うと一番わかりやすいのはPR案件です。PR案件って商品を紹介することで企業さんから報酬を頂くんですけど、5年前まではInstagramへの依頼が多くて、その後はYoutubeが多くなりました。でも今はライブ配信でのPR案件が一番多くて、実際今の私のお仕事でもライブ配信によるPR案件が一番多いんです。

ライブ配信って、コミュニケーションを取りながら熱量を伝えられる良さがあるので、店頭販売とネット販売のいいとこ取りができるんですけど、今後5Gになれば動画配信はさらに安定していくし、そうなれば企業さんはもっとライブ配信のPRにお金をかけると思うんです。

ライブ配信をするタレントやトップライバーが増えていけば、職業としても人気が出ますよね。

ライバー市場はこれからどんどん大きくなっていくと思いますよ。

あさみ
あさみ

私はこれから先、ライバーが地域や小さなお店のPRにも寄与できたら嬉しいなと思ってるんです。ライブ配信の臨場感って編集された動画にはないものだし、誰でもどこでもできるのでコストもすごく安く済みますから。

ゆうこす
ゆうこす

そうなんですよね。ただ、ライバーは誰でもできて素晴らしい反面、だからこそ誰かに管理されたり背中を押してもらう必要はあるなぁと思うんです。そうじゃないと続かなかったり、トラブルが起きたときに対処できなかったり、孤独を感じたりすると思うので。

将来ライブ配信機能がさらに整っていく中で、ライブ配信を軸にして活動していくタレントが増えると思って、だからこそ私はそんな未来の芸能事務所として321を創ったんです。

一歩踏み出したい人がまず初めにやるべきこと

秋好
秋好

今回のお二人の話を聞いて、「私もライバーになりたい」と思った人はまず何から始めたらいいでしょう?

ゆうこす
ゆうこす

まずは、ライブ配信アプリのユーザーになってみてください。今は色んな配信アプリがあるので、それぞれの空気感を見てみることはすごく大切です。あとは、実際にリスナーとして投げ銭もしてみて、ライブ配信の楽しさを感じてほしいですね。リスナーの気持ちがわからないと、配信側になってもうまくいかないですから。

あとは配信を始めたら、とにかく続けてファンとコミュニケーションを取っていくことです。そうするうちに、自分の特技や魅力もわかるようになりますよ。

あさみ
あさみ

私もライバーを始めた時、ゆうこすさんのライブ配信を見てたくらいしか予備知識がありませんでした。何も知らない状態から事務所に入り、ゆうこすさんのようになりたいなぁと思って専業ライバーになりました。

最後に2人からメッセージ

秋好
秋好

では、最後にお二人からメッセージをお願いします。

あさみ
あさみ

専業ライバーとしてもう1年以上活動してますが、未だにライブ配信だけで生活できるの?と聞かれます。まだまだライバーが新しい働き方として認知されていないけど、本当に魅力のある働き方なので、もし気になった方はぜひアプリをインストールしてライブ配信を楽しむことから始めてみてください。

ゆうこす
ゆうこす

今回は新しい働き方フェスということで、ライブ配信でお金を稼ぐことについてお話しさせてもらいました。ライバーは努力次第で数字が出るお仕事です。新しい働き方としてライバーが今後広まるといいなと思うし、ライブ配信でできることって沢山あると思うので、これからもライバーの魅力を届けられるようにがんばります。

秋好
秋好

ゆうこすさん、あさみさん、今回はありがとうございました!最前線でマネジメント会社をやっているゆうこすさんと、実際にトップライバーをされているあさみさんに深くお話を伺うことができて、皆さんも気づきを得たんじゃないでしょうか。

個人的には会議の配信でさえコンテンツになるって聞いちゃったので、何か始めてみようかな〜。

今回のお二人のスペシャルトークショーの内容は、以下リンクから全編を見ることができます。

まだまだ本記事には記載できていないモテクリエイターの誕生秘話や、ライバーについての深い話を聴くことができますので、ぜひ見てみてくださいね!

《ライター:あず》
https://twitter.com/azusanpo11
https://note.com/azusanpo