フィジーク県大会第2位!株式会社日本HP・柴田雄紀さんが語る「結果を出す」プロフェッショナルのマインド

2021年1月5日

日本HP×新しい働き方LABの共同企画で進められているCreativeLAB(#私をつくるクリエイティブ)では、クリエイターになりたい人やステップアップしたい人に向けて、さまざまな企画やイベントが実施されています。

今回は、Creative LABを支えてくれている株式会社日本HPの柴田 雄紀さんにインタビュー。

「新しいチャレンジをしたい」との思いで3年半前にHPへ入社した柴田さん。お仕事で大切にしている信念や趣味として続けているボディビルのお話などをたっぷり語っていただきました!

■□■□柴田 雄紀(しばた ゆうき)さんプロフィール■□■□

株式会社日本HPコンシューマビジネス本部製品部。個人向けノートパソコンのSpectre(スペクトル)、ENVY(エンヴィ)の製品担当。3年と6ヶ月前にHPへ転職。前職はバイクの研究所に勤務していた無類のバイク好き。家族構成は妻、長女、次女の4人家族。元々は野球を趣味としていたが、次女が産まれたのをきっかけに時間を効率的に使える筋トレに目覚める。2020年に本格的にコンテストに出場し始め、埼玉のボディコンテスト(FWJ)のフィジーク部門で2位を受賞。2021年に向けて更にボディメイクに磨きをかけている。

■グローバル規格を取り入れた開発から流通まで、守備範囲の多い業務

甲斐田
甲斐田

本日はよろしくお願いします。
改めて、HPではどういったお仕事をされているんでしょうか?

柴田
柴田

個人向けノートパソコンのSpectre(スペクトル)・ENVY(エンヴィ)といったブランドの製品担当をしています。

ワールドワイドで研究開発されたノートパソコンの中からどのモデルをどのモデルを日本に持ってきて、日本のお客様に合った構成…CPU・ストレージ・メモリなどを考えて、世に届けてお客様が満足して使っていただく。

そのためにどういう施策を打てばいいかを4P(Product、Price、Place、Promotion)の観点で立案し、実行するといった守備範囲が広い業務かなと思っています。

甲斐田
甲斐田

グローバルな仕様と日本向けの仕様って、けっこう違うものなんですか?

柴田
柴田

そうですね。やはりアメリカなど売上規模が一番大きい地域は組める構成をすべて組み、網羅的に展開しているんです。

けれど、日本HPは世界にあるひとつの支社のような位置づけなので、そんなに何でもかんでも出せるわけではないんですよね。
構成が多くなればなるほど工数がかかるので、人的リソースもない中やることばかりが増えてしまう。そうすると結果的にお客様に満足いただけないサービスを提供してしまいます。

だから、選択と集中という観点で、構成をしぼってお届けするという形をとっていますね。

甲斐田
甲斐田

グローバル規格を取り入れた開発からマーケットに流通させるまで、一貫して携わっているんですね。

柴田
柴田

はい、そうですね。入社したのは3年半前くらいなんですけど、その頃はあらかじめ売る製品が国内で決まっていたんですけれども。
日本のビジネスが伸びていて、世界も日本の伸びている背景を知りたいというニーズがあり、日本で提案した商品を作れるようになりましたね。

甲斐田
甲斐田

そうなんですね。そこには柴田さんを含めたプロジェクトメンバーの皆さんが新しい施策や取り組みによって改善したことだったりすると思うんですけども…そういった部分は後半でさらに詳しくお伺いしたいなと思います。

■ボディビル・フィジーク、家族との時間が日々の楽しみ

甲斐田
甲斐田

ここまでは「HPの人間」としてのお話を伺いましたが、プライベートについても切り込ませてください!

柴田
柴田

妻と長女5歳・次女2歳の四人家族で毎日楽しく過ごしています。趣味はいろいろありますが、ボディビル・フィジーク競技がいちばんでしょうか。

あと最近はあまり大きな声では言えませんが、Go Toを使ってけっこう旅行に行ったりもしてますね。以前はあまり好きじゃなかったんですが、家族で遠いところに出かけるのが楽しいなと思うようになってきました。

甲斐田
甲斐田

最近行かれて楽しかったところはどこですか?

柴田
柴田

10月末に沖縄に行きました。
子供たちが行ったことのない土地に行って楽しむというのが最近は面白いなって思ってます。

甲斐田
甲斐田

コロナ禍で難しいところもあるかもしれませんが、今度家族で行ってみたいところ、してみたいことはありますか?

柴田
柴田

Go Toの一時停止に含まれてしまうといけなくなってしまいますが…1月末に愛媛に行きたいと思っています。
お城などの名所を見て回って、愛媛が飽きたら船で広島などに行けたらいいな~と。

甲斐田
甲斐田

家族で旅行というのは、ただの息抜きというよりも未知の場所へ行く冒険のような感覚なんですね。
あと私が個人的に聞きたいところなんですけども…YouTubeのトークライブでボディビルのお話を伺って。

もともと柴田さんは野球とか運動をされていたとのことですが、「肉体を鍛える」という明確な目的のあるボディビルディングを追求し出したきっかけは何だったんでしょう?

柴田
柴田

次女が2年前に生まれたときに、終日時間をとる野球に費やせなくなったというのが背景としてまずあって。
そのときにひとりでできるスポーツ、かつ近場で行えて時間をうまく使えるものということで筋力トレーニングを始めたんです。そのころはボディビルやフィジークなども全然知らなくて、あくまでも筋力トレーニングをはじめたのがきっかけです。

大会に出るきっかけは…1年前にオフラインの自己啓発のイベントによく行っていたんですが、目標を立てて達成するためのToDoを詰める、というタスクみたいなものがありまして。
体を鍛えている自分ができることを考えていたときに、フィジークという競技があるものを知ったのがきっかけですね。フィジークをやっている方のようなボディになりたいと思って。

あとは子供の運動会などでみっともないところを見せれらないなというのもあり、普段から鍛えておこうみたいな。

甲斐田
甲斐田

やっぱりせっかくやるからにはかっこつけたいですよね(笑)

柴田
柴田

かっこつけたいというところもありましたし、やっぱりやるからには勝ちたいなって思いも強かったかもしれないです。

甲斐田
甲斐田

ただ健康維持でトレーニングするよりも、コンテストのような大きな目標に向かっていくという面があるから、日常に欠かせないやりがいになっていったんですね。
今はコロナ禍で大会などもないかもしれませんが、出場予定などはありますか?

柴田
柴田

来年は団体を変えて出場したいと考えて、レベルの高いところを目指しています。
予選が2021年7月にあるので、それに向けて準備をしています。

そこをクリアしたら9月に日本大会があるので、まずはそれに出ることを目標としていますね。

■仕事と趣味に共通する、結果を出すために大切なことは「楽しさ」

甲斐田
甲斐田

結果を出すために継続する計画性という点で、HPでのお仕事とボディビルディングで共通するものがあると思うんですが、核となっている部分はありますか?

柴田
柴田

やっぱり楽しくやること、それが共通しているかなと思っています。前の会社を悪く言うつもりはないんですけども、やってて楽しくなかったんですよ。仕事が楽しくないと人生つまらないなって思ったのが3年半前で、日本HPという会社に出会ったんです。

日本HPと前の会社と比べて思うのは、オープンだなということ。前の会社は就職活動がリーマンショックの次の年で厳しかったんですね。就職するときに、自身の軸として大企業だと安泰という価値観を当時持っていたんですよ。つまり入ることがゴールになっていて会社で本当にやりたいことがなく、結果楽しくなくなってしまったのではと今では思っています。

新しいことをしたいという気持ちで今の仕事をさせていただいてますが、前職では営業もマーケティングも一切やっていなかったので、よく採用してくれたなって思っているんですけど(笑)。そういうところもあって、すごく刺激をいただいています。あと前の会社は日系・HPは外資系で、良くも悪くも自分次第っていう文化の違いを感じます。キャリアは自分で決めるということがあるので、非常にやりやすいと思っています。

甲斐田
甲斐田

柴田さんはこれまでの日系企業の文化よりも、一人ひとりの責任感が重要な外資の文化のほうが肌に合ってるんですね。

柴田
柴田

入った当初はそう思っていました。
ただ個人の力にも限界があると気づかされて、自分が頑張るだけでは結果につながらないことをあらためて理解しました。

結果をだすために人を巻き込む力の大切さを知ったというのが、ここ1年半くらいで実感したところではありますね。

■自分が誰よりも自社製品を知り尽くしている存在になることを徹底

甲斐田
甲斐田

個人からチーム・会社へと輪が広がっていく感じですね。
日本HPの社員として、柴田さんなりの人の巻き込み方をお伺いできますか?

柴田
柴田

1年前にプレミアムパソコンをローンチさせるプロジェクトがあり、リーダーを担当しました。
何をしたらメンバーから信頼されるかというのを考えていたんですが、僕の中の結論としては、自分の担当製品を知り尽くすことなのかなと思ってまして。
この製品(Spectre・ENVY)については、「柴田に聞けば全部がわかる」と思ってもらえることが一番重要なのかなって思いました。なのでそれをまずは徹底してやっていましたね。

甲斐田
甲斐田

自分の会社で何をやっているかというのを、ほかの誰よりも自分が知っている状態になっているということですね。

柴田
柴田

プロジェクトをリードする立場なので当然、協調性・社交性も大事ですが、それ以上に一人ひとりがプロフェッショナルであることも重要だと思っています。
だから、当然自分が担当している製品を知らなければ信頼してもらえないと思っています。

当時は、経験値は低かったですが、今では日本HPの誰よりもSpectreとENVYを知っている人間になったという自負はあります。いろんな問い合わせが来るんですけど、それはできる限り答えられるように行動してきました。

■追求すること、プロフェッショナルになること。趣味でも仕事でも共通して結果を出す大事な要素

甲斐田
甲斐田

ボディビルにも当てはまるなと思ったんですが、プロフェッショナルとして結果を出すためには、そのために必要なことを知らないといけないですよね。
知識も蓄えて研究もして、テストしていく…という段階を追っていくのが、共通して意識されていることなのかなと感じました。

柴田
柴田

意識をしたことはないですが、結果として共通しているなと思います。
たとえばトレーニングでもYouTubeにいろんなコンテンツがありますけど、それが正しいのか自分に合っているのかは、自分自身のリテラシーを高めないと判断できないんですよね。
そのために自身の知識や経験をアップデートするのは非常に重要なのかなと思います。

甲斐田
甲斐田

最新情報・知識を入れて吟味して、実践していくというのが大切ですね。

柴田
柴田

おっしゃる通りです。結果を出すことだけが目的だと楽しくない・つらいのかなと思っていて。結果を常に安定して出せる、要は再現性が求められているのかなと。
ですので、プロセスが非常に重要だと思っています。これは仕事でもボディメイクでも同じなのかなと。

甲斐田
甲斐田

それを何事でもすごく大切にしているから、プロセスが違っていても、同じように取り組んで同じような結果を出してという風になっているんですよね。
すごく一貫性のある、男気ある生き方ですね。

柴田
柴田

本当ですか?ありがとうございます(笑)

■直観的に選んでもらえる製品づくりを目指して

柴田さんが担当されているSpectre
甲斐田
甲斐田

では、もう少しHPのことについてお伺いさせてください。
柴田さんご自身はSpectre・ENVYのスペシャリストですが、一個人としてどんな想いや使命感で製品づくりに取り組んでいますか?

柴田
柴田

使命としては、とくに理由もなく使ってみたいと思わせたい…というのがひとつありますね。
転職活動をしていた3年半前、量販店のパソコン売り場に行ったんです。当時はWindowsがダサい・Macがかっこいいというイメージがあったんですよ。
だけど、ひとつかっこいいのを見つけたと思ったのが、当時最軽量のHPのSpectre 13
それが私がHPを知ったきっかけなんです。
簡単に言うとそう思わせたいんですよね。製品の価値を最大限伝えて、かっこいいじゃん、使ってみたい!と思わせたい。

甲斐田
甲斐田

使う人の望むスペックがあるのは当たり前だけれども、それ以上に消費者が直観的に興味を持ってくれるかたちですね。

柴田
柴田

そうですね、そこがわたし個人の最終的なゴールです。
「かっこいい」が買う理由になるという。
おしゃれなカフェがSpectreで埋まっているのを想像しながらいつもやっています。

甲斐田
甲斐田

そのために今取り組まれていること、意識して業務に反映していることはありますか?

柴田
柴田

まずは知ってもらわないと買ってもらえないので、販売チャネルを増やしたり、Webで紹介していただく企画を行ったり、Spectreの認知度を高める施策を強化しています。

あとは販売チャネルにもよるのですが、HP製品を買うお客様はリテラシーが高いことが多いので、コストパフォーマンスなども見られているんですね。

実は今回、日本が提案したキーボードを採用してもらえるようになったんですが、そういった使いやすさもお客様の声をいただきながら改良しています。
まだまだ理想には遠いですが、使ってもらわないとそういった声も広がらないので、まずは地道にやっているところですね。

甲斐田
甲斐田

HPの製品を持っているだけで価値があると思ってもらえるようにブランディングしていきたいとのことですが、柴田さんの今後の展望をお伺いしたいです。

柴田
柴田

今のSpectreやENVYの位置づけは、まだ理想のレベルになっていないと感じています。
例えば多少値段が高くても使いづらくても、「Spectreだから買う」を一人でも増やすというのが今思っているところです。指名買いじゃないですけど…そういったことをしてもらえるようなファンづくりが個人的な思いではありますね。

既存ユーザーにはこれからも使い続けたいと思ってもらえるように。
新しいお客様であれば、「なんかいいのあるじゃん」「かっこいいじゃん」って、数ある中でもSpectreを選んでもらうというのを一人でも増やしたいなと思いますね。

■楽しいことを追求しているだけ。ポジティブマインドと公私のバランスが重要

甲斐田
甲斐田

公私ともにすごく一貫性があるんだなと感じました。
段階あっての結果ですし、結果を逆算しても何をしているか、ボディメイクでもHPでのお仕事でも追求されているんだなと。

柴田
柴田

やっぱり楽しくやること、精神的ストレスをなくすことにフォーカスしてますね。
一貫してやりたくないことはやらなくていいですし、逆にやりたいと思ったことはとことんやればいいですし。
ほんとうにそれだけで仕事の充実度って変わっていくと思っていますね。

甲斐田
甲斐田

ではボディメイクもHPのお仕事も「楽しい」の一言に尽きるって感じですか?

柴田
柴田

そうですね、苦に思ったことはほぼないですね。
体力的に疲れるということはもちろんありますが、精神的に仕事しててつらいなって思ったことはほぼない気がします。

甲斐田
甲斐田

ポジティブな気持ちでいることが、仕事での結果やプライベートの豊かな時間になると。

柴田
柴田

公私、どっちかが欠けてもだめかなって思いますしね。
どっちもやるから仕事はここまで集中、それ以降は家族と自分の時間に充てるという切り分けができるし。

仕事で結果が出せればポジティブになれて趣味でも結果出せるし。その反対もあるのかなと思います。

甲斐田
甲斐田

以前YouTubeでお話されていたストイックという話ですね。

柴田
柴田

自分自身ストイックと思ったことは一度もなくて。楽しいことを追求したらたまたまそう思われているのかなと。
それによって精神的苦痛が来たとかは一度もないですね。

甲斐田
甲斐田

豊かな生き方・働き方をするのは大事ですが、ストイックって苦痛を伴うものではなく、楽しく追及していくことが結果そうなっていくんですね。

柴田
柴田

子供のころゲームを何時間でもできたような…それに近い感覚ですよね。
ご飯を食べることも忘れて没頭するような。

甲斐田
甲斐田

夢中になると他のことが目に入らなくなる感じですね。
私もトレーニングするくらいになれればいいんですが…(笑)

柴田
柴田

トレーニングで大事なのは無理しないこととケガをしないことですね。
ほんとそれに尽きますね。

甲斐田
甲斐田

その心持ちでレッスンに行ってきたいと思います(笑)。ありがとうございました!

ライタープロフィール

<取材・文> 甲斐田礼華
ランサーズ新しい働き方LABバンコクコミュニティマネージャー。Webメディアの編集やコンテンツマーケティングに従事。保育士から未経験でランサーズのライティング案件に挑戦し、独学でキャリアを形成。女性の自立した働き方を支援するためのイベント開催やスキル講座を提供。
Twitter:@ayakaida