事務職からWEBデザイナーに。「手描きイラスト」という新たなクリエイティブの可能性。

2020年9月19日

現在、日本HP×新しい働き方LABの共同企画で進められている #私をつくるクリエイティブ。この企画にチャレンジするクリエイターには日本HPよりハイスペックPCが貸与されており、新たに取り組むクリエイティブ活動を後押ししています。

今回はこの企画で、「クリエイティブの可能性を広げる」をテーマに、Webデザイナーの永井あゆみ(ながいあゆみ)さんにお話をお伺いしました。

※なお、このインタビューは新型コロナウイルス感染拡大の影響によりオンラインで行われています。(聞き手:新しい働き方LAB 俵谷龍佑)

■□■□永井あゆみさんのプロフィール■□■□

フリーランスデザイナー。WEBデザインをメインに名刺やチラシ等の印刷物の制作も行う。事務職をしながら複業としてWEBデザインの仕事をスタート。現在はフリーランスとしてデザインの仕事のみで生計を立てている。

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プロダクトの魅力をどう表現するか。そのプロセスを考えることが楽しかったんです

俵谷
俵谷

まずは、あゆみさんが現在されているお仕事と過去のキャリアについて簡単におしえてください。

永井
永井

現在は、フリーランスでWebデザイナーをしています。大学時代はプロダクトデザイン、空間デザインを専攻していました。

小さいときから工作とか作ることが好きで。でもなにかにしぼれていたわけではなかったので、ものづくりをいろいろできる学部に入ってやりたいことを明確にしようと思っていました。大学に入ってからは、店舗の空間デザインの仕事をしたいと漠然と考えていました。

しかし、大学の課題制作や学内展示会、インターンシップなどの経験を経て、やりがいは大きいけれど、体力勝負な側面も大きく、これを仕事として何年もできるかと考えたときにこの道は厳しいかなと思うようになりました。

それに加え、就職活動中に体調を崩してしまったこともあって、事務職として働きはじめました。

俵谷
俵谷

事務職になってから、Webデザインのお仕事で独立されたとのことですが、どんなきっかけがありましたか?

永井
永井

事務職に就いて3年経ったころに、自分の将来について考えるようになったんです。「このままだと将来のイメージができない。何か手に職をつけたいな」と漠然と考えるようになりました。

そこで、もともと興味のあったWebデザインを複業で始めてみました。大学時代にはたくさん課題でプロダクトを制作したのですが、作るよりも制作物をどうみせるかを考えている時間のほうが楽しかったんですね。在宅でできることも魅力の一つでした。

その後、複業として始めたWebデザインの仕事も徐々に増えて、予定よりも半年ほど早く退職してフリーランスになりました。

表現方法の新たな可能性が広がった

俵谷
俵谷

今回の企画には、どのようなきっかけで参加されたのでしょう?

永井
永井

ずっとMacユーザーで、久しぶりにWindowsのパソコンを触ってみたいという気持ちがあったというのと、楽しそうというのがきっかけですね。

もともと、家電量販店のパソコンコーナーを見るのが好きで、HPのパソコンも拝見していました。そして、今回の企画でWindowsパソコンでおしゃれなものを使えるということだったので、それならやってみたいと。

俵谷
俵谷

今回のプロジェクトで貸与されたパソコンを使って、どんなクリエイティブなチャレンジ・挑戦をしましたか?

永井
永井

LP(ランディングページ)制作で、絵の具がかすれたような感じの背景や波線の手書き風の背景を入れる際に、手書きのほうが融通がきくことが多くて、そんなときはタブレットPCのペンタブがかなり役に立ちました。

また、アイコン・ロゴ制作をすることもあるのですが、下書きはタブレットで描いて、それをMacのパソコンに移して制作するというふうに使い分けています。

俵谷
俵谷

仕事にもいい影響が出ているんですね。新しいパソコンに触れたことで、心境の変化はありましたか?

永井
永井

思っていたよりも、タブレット型パソコンが便利だなと思いました。画面に直接かけるし、デザインの幅が広がったのは大きいですね。

デザイナーですが、あまり絵を書かないので、もう少し簡単なイラストや手書き文字を使ったデザインをやってみたいという関心が広がりました。

俵谷
俵谷

従来のパソコン環境で「やろうと思ってたけどできなかったこと」は、ありましたか?

永井
永井

先ほどもお話しした手書きでイラストが描けることと、仕事でお世話になっているクライアントさんはWindowsのパソコンを使っていることが多いので、MacとWindows、両方のデバイスでチェックができるのは非常に便利です。おかげで修正や戻しの回数は減りました。

手描き文字のハッシュタグには動きとぬくもりが宿る

まずは飛び込んでみる。失敗してもマイナスにはならない

俵谷
俵谷

あゆみさんの「クリエイティブ活動の原点」は?

永井
永井

3歳くらいから、母親と一緒に雑誌付録の紙工作や折り紙、編み物をしていました。母親が編み物・手芸が得意で、小さい頃は母が作った手縫いの洋服や手さげ袋、ニット帽などを身につけていました。

また、母がパソコンを使って学校行事のお便りやはがきを制作している姿なども見てきたので、今自分がこうやってクリエイティブな仕事に携わっているのも、母親の影響が大きいかもしれません。

俵谷
俵谷

なるほど、お母さんの影響なんですね。中学校になってからも、モノを作ることへの情熱は変わらなかったのですか?

永井
永井

そうですね。あまり、モノを作ること以外に興味を持てなくて(笑)中学生になってからもビーズでアクセサリーを作ったりしていました。家庭科・美術・技術が好きで、特に木工で棚を作る「技術」の授業が好きでしたね。

中学、高校時代は部活メインの生活だったので、あまり制作活動していたというわけではないのですが漠然とデザイン系のお仕事ができたらいいと思っていました。

俵谷
俵谷

ものづくりは「新しいことを生み出す」行為であるのと同時に、挑戦の連続でもあると思います。新しいことを始めるときに大切にしている心構えはありますか?

永井
永井

SNSや動画などで調べられた情報を参考にしながら、まずはやってみることですね。

なにか新しいことにチャレンジするとき、つい失敗ばかりが気になりますが、退職してフリーランスになるみたいな大きな決断ではない限り、リスクはないと思うんです。

もし周りの声が気になるというなら、とりあえず誰にもいわずにこっそりと始めてみるのがいいんじゃないかなと思います。

俵谷
俵谷

お話しを聞いていると、とてもポジティブな方だなと感じます。昔からポジティブ思考だったんでしょうか?

永井
永井

昔はビビりでしたね。大学時代にいろいろやってみたことがきっかけで行動力がつきました。一回飛び込んでみると、その業界には聞けばいろいろ教えてくれるやさしい人がたくさんいます。挑戦してみるのはそんなに怖いことでないと思います。

新しいことって、慣れないしストレスもかかることだし、初めは成果が出ないことも多くて、やる気が折れてしまうこともあると思います。ただ、やってきたことの中で、どこか改善できるかを見直し実践していくことはできます。それを繰り返していくことが重要なのだと思います。

俵谷
俵谷

最後に、これからの目標について教えてください。

永井
永井

「人に教える」だったり「組織化する」みたいな構想も考えてはいますが、まずは自身のデザインスキルを高めたいです。

今後は、もっと知識や経験を積んで、イラストや手書き文字に限らず、表現方法やデザインの引き出しを増やしたいですね。Webデザインの知識をもっとインプットし、Webデザインの仕事を極めていきたいです。

■□■□貸与されたPCスペック■□■□

ノートパソコン HP Spectre Folio 13
メモリ:8GB
CPU: インテル Core i5 プロセッサー