Creative LAB | On Air vol.6 音楽とクリエイティブ

2021年3月14日

Creative LABのオープンを記念し、さまざまな角度から、さまざまなゲストを迎えてクリエイティブな話を聞く「Creative LAB On Air」。
第6回のテーマは「音楽とクリエイティブ」です。

ナビゲーターは、自宅にドラムセットを置き、ドラム&ベースを演奏するシモカタセイジさん。
ゲストは、エレキギター一筋30年の日本HPコンシューマービジネス本部の臼井雄一さんと、新しい働き方LABのおふたりです。

楽器を演奏するメンバーが集まり、音楽についての熱いトークを展開。臼井さんの異色の経歴に盛り上がるうち、話はいつしか働き方にまで発展していきました。

「これでバンドできるやん」というメンバー4人よる、楽しくもまじめな動画をハイライトでお届けします。

【ゲスト】
▼ 臼井 雄一さん
2016年5月、株式会社日本HP に入社。
コンシューマービジネス本部の事業経営部で、アクセサリー→デスクトップ&ディスプレイ→現在ノートパソコンを担当。趣味は一貫してエレキギター関連で、弾くのもいじるのも大好き。また、学生時代に結成したバンドは、25年以上経った現在も継続中。コロナ禍でライブ活動が全くできない状況のため、Youtubeにあるギターカラオケでなぐさめる日々。

▼俵谷龍介
東京都出身。新卒で社内失業を経験。25歳で独立し未経験からライターに。採用・地方創生とBtoB向けSEOが専門領域。「旅しながらゆるくかしこく働く」ライフスタイルをSNSやブログで発信。瞬発力より持続力がモットー。新しい働き方LAB京都キャンパスコミュニティマネージャー。

Twitter:https://twitter.com/tawarayaryusuke
運営メディア:https://career-entrance.tokyo/
ブログ:https://orezinal.com/

▼筒井響子
マルチクリエイター(ライター/編集者/中級機カメラマン/イラストレーター/Webデザイナー)
1988年福島県いわき市出身。新しい働き方LAB福島キャンパスコミュニティーマネージャー。

Twitter:https://twitter.com/coco_webwriter 
ホームページ:http://kyokotsutsui.work/ 
YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCidZkD-BF6vDmbgh-gPXwDA/videos

【進行役】
シモカタセイジ
アパレル→インテリア→事業立ち上げの請負人という職業人キャリアを経て、ブランディングとデザインを中心にクライアントの魅力を引き出すフリーランスとして活躍中。とにかく話を聞くこと、その上でクライアントに寄り添った提案をすること、その提案は相手の期待を上回ることを常に心がけている。
新しい働き方LAB和歌山キャンパスコミュニティマネージャー。

Twitter:https://twitter.com/Kikaku_shitsu

音楽を始めたきっかけは「ブルーハーツのライブ」

臼井
臼井

中学生のとき、ちょうどバンドブームでした。田舎に住んでいたのですが、町にブルーハーツがライブで来たんです。そのとき『人間の生演奏とCDの音源が一緒だ!と脳内でリンクしたことに感動して…自分もギターやりたい!』と火がつきました。それから約30年、エレキギター一筋です。

筒井
筒井

私は姉がピアノを習っていたのがうらやましくて、親に頼んで習い始めました。小さい頃から歌うことが好きで、よく海へ行っては波打ち際で大声で歌ってましたね。最近、アコースティック・ギターを始めました。

俵谷
俵谷

東京出身だけど、ライブに行ったのは大学に入ってからです。高校のとき、友だちがライブしてるのを見に行ったら、ドラムがうまくて。これは、モテるかなと(笑)

下方
下方

それは思いますよね!バンドやるとモテるかなは考えますよね。

臼井
臼井

私の場合、どちらかというと純粋にバンドをしたい欲の方が強かったですね。
ギターは中学生で始めましたが、バンドを初めて結成したのは大学生でした。高校のときは田舎に住んでいたのでベースやドラムはいないし、スタジオやライブハウスもなくて。あと親が厳しくて、『高校時代は勉強がんばろうよ』みたいな感じでした。
高校時代はバンドがしたくてもできない環境だったので、大学に入ったときはバンドしたい欲の方が強かったです。

初めて組んだバンドが結成27年目

中学で音楽に目覚めた臼井さん。大学へ進学し、転機を迎えます。

臼井
臼井

大学の軽音楽部みたいなところで、同じ関西出身の同級生が集まってバンドを組もうと。それがスタートで、今でもやってます。もちろんメンバーは入れ替わっていて、残ってるのは自分とボーカルだけですが。27年目くらいになりますね。
 この一年は全然ライブできていないですが、バンド自体は残っています。

下方
下方

どんなジャンルの音楽をされてるんですか?

臼井
臼井

ちょっと古いオールディーズな、60年代くらいの雰囲気を残したバンドですね。ガレージ・パンクとかサーフ、日本のグループ・サウンズやエレキのような雰囲気かな。
ここ数年は私もメンバーも家庭ができ、なかなか時間が取れなくなりました。なので最近は作曲してないですけど、以前はずっとつくっていました。

まねをするところから始める

筒井
筒井

すごい! 私も作曲できるようになりたいですね。

臼井
臼井

昔に比べて作曲しやすくなったと感じます。

筒井
筒井

え、どういうことですか!? 詳しく聞かせてください!

臼井
臼井

機材が圧倒的によくなりましたね。
昔、高校生くらいのときは、MTR、マルチ・トラック・レコーダーというものを使ってカセットテープに録音していました。どんどん重ねていって形にしていくんです。
今はもうパソコンで、ドラムとか打ち込みも全然簡単にできます。いろんな音源を集めてできるので、なんなら演奏しなくても曲をつくれたりしますね。

筒井
筒井

初心者っぽい質問なんですが、誰にでもできるんですか?

俵谷
俵谷

作曲とかってここ5、6年の話なんですけど、もう完全にパソコンでつくってます。僕、音楽理論わからない状態で適当ですけど、10曲くらいはつくれましたよ。

臼井
臼井

私も全然理論とか知らないです。最初ギターとかって、人の曲を練習してコピーするじゃないですか。その延長線上での作曲ですね。
いわゆるコード進行とか、そういうのはパクってもいいと思います。これまでに無かった斬新なコード進行はそうそう生まれないし、逆に同じコード進行の曲はこの世にたくさんあるので。

筒井
筒井

まねしてみるところから始めるっていうのが、デザインと似てますね。

音楽からクリエイティブに話がつながってきました。
音楽だけでなく、デザインもまねしてつくってみることがはじまりのようです。

ライティングでも、好きな作家やライターの文章を丸写しして、表現や構成を学ぶ方法があります。
まねをして学ぶことが、オリジナルを生み出す第一歩につながるのかもしれません。

プロのバンドマンから派遣社員へ

大学でバンドを組んだことをきっかけに、臼井さんの人生は大きく動き出します。音楽を始めなければ、今の臼井さんはいなかったでしょう。
ここから臼井さんの驚きの歴史が語られます。

実は、臼井さんは大学生のときに組んだバンドの活動で収入を得ていました。

大学4年のとき、思い出にと出場した某楽器店のコンテストで全国大会へ出場。入賞は逃したものの、見ていた新人発掘を行うプロダクションの人から「一番おもしろかった」と声をかけられ、「イケんじゃね?」と活動を続行。

大学5年目の夏、東京で初めてライブを行い、人とのつながりが生まれたそうです。それからライブに誘われたり、イベントに呼ばれたりしているうちに事務所と契約。専属料をもらいながら活動するようになりました。

メジャーデビューはできなかったものの、当時はインディーズ・ブーム全盛期。モンパチさん(モンゴル800)がつくった「インディーズでも食べていける」という流れに乗って活動していたのだそう。

しかしセールスにつながらず、事務所との契約が切れてしまいました。

就職をせず、音楽のキャリアしかなかったため、バンドメンバーを中心にレーベルを設立。ツアーで知り合ったいいバンドを売り出そうと考えたものの、全員の生活を成立させるほどは上手くいかず、臼井さんは抜けました。

それからバイトを始めましたが、収入を得る上で効率が悪かったため31歳で派遣社員に転身。

最初の会社は残業が多く、続けていたバンド活動に支障をきたしたため辞めました。平日のスタジオでの練習やツアーの前乗りなど、ある程度時間に融通のきく会社が希望だったそうです。

1社目を辞めた後、派遣会社の営業担当に「日本HPがいいです」と伝えました。その理由は、なんと自宅から近いから。

臼井さんは希望通り、2007年に日本HPに派遣社員として入りました。

派遣社員から日本HPの社員へ

日本HPでは残業が少なく、仕事量のコントロールもできる業務に就き、臼井さんはバンド活動と並行して派遣社員として働いていました。
しかも「海外ツアーに行くのでお休みをください」と申し出たところ、「戻ってきて、ちゃんと仕事してくてるならいいよ」と1か月の休みを承諾してもらったそうです。なんと、入社1年目のことでした。

転機が訪れたのは、2015年。

お子さんが生まれ、これからかかるお金のことも考え、いい仕事はないかと探し始めます。日本HPの人に相談したところ、「いくつかいいポジション空いたよ」と言われたそうです。
そして2016年、正社員としてコンシューマービジネス本部事業経営部に配属になりました。

中学のとき、ブルーハーツのライブに行かなければ、臼井さんが日本HPに入社することはなかったかもしれません。音楽と出会ったからこそ、今の臼井さんがあります。

お話をうかがって、音楽をはじめとするクリエイティブの産物が人に与える影響の大きさを実感しました。

やりたいことを応援してくれる会社

臼井さんの経歴から、話は「会社」というものへ展開。

臼井さんと会社の理想的な関係に、フリーランスの3人からため息がもれます。

下方
下方

僕は正直、なんかちょっとうらやましいと思う部分があります。

筒井
筒井

めちゃめちゃありますよね!
私の中で日本HPは、仕事だけじゃなく、ほかに夢中になれることに一生懸命になっている方が多いイメージです。それを肯定してくれる会社って、あまりないような気がします。それがうらやましいなぁ。

俵谷
俵谷

社内の人と仲がいいっていうのもそうですし、あとやりたいことを応援してくれるっていうのもないですよね。

下方
下方

僕含め、筒井さん、俵谷さんは、会社員からフリーランスになった組です。やりたいことをやるためにフリーランスになったってとこ、あるじゃないですか。

筒井
筒井

できないからフリーランスでやろうかなって。やりたいことやりながら、仕事も一生懸命できるっていうのはめちゃくちゃ理想ですね。

オンとオフをきっちり分ける

臼井
臼井

みんな、仕事に関してはまじめですよ。オンとオフをきっちり分けられる人が多い印象があります。もちろん仕事のときはみなさん、一生懸命。仕事は仕事で、オフはオフで、いろいろ楽しむことが多い印象です。

会社員として働きながら、やりたいこともあきらめないでいい環境はうらやましいとしか言いようがありません。また、仕事以外で夢中になってることを応援してくれる会社もめずらしいでしょう。
臼井さんによると、日本HPは派遣社員から正社員になる人も多いそうです。そしてみなさん、まじめなんだとか。

やりたいことだけ一生懸命なのではなく、仕事も同じように一生懸命していることがわかっているからこそ、会社の応援を得られているのではないでしょうか。

オンとオフをきっちり分けること。これは、会社員だけでなく、フリーランスにとっても大切なことでしょう。

パソコンは自分の意志どおりに動くツールであるべき

下方
下方

アーティストでありながらクリエイター向けのパソコンを供給する側でもあるということで、なにか音楽とクリエイティブって似てるよなって感じる部分はありますか?

臼井
臼井

パソコンは、ツールとして非常に大事だと思っています。楽器もそうですけど、自分の意志どおりに扱えない・動かないものってストレスでしかないんですよ。

私はギターを自分でメンテナンスして、弾きやすいように調整してます。それと同じで、とくにクリエイターの方はパソコンも使いやすいものを選んでほしいと思います。ツールがストレスにならないようにしてほしいですね。

自画自賛ではないですが、日本HPのパソコンは使いやすく、コストパフォーマンスがよくていろいろ選べます。ぜひ日々の制作活動に使ってほしいなと思います。

アーティストであり、かつ個人向けパソコンを担当するコンシューマービジネス本部で働く臼井さんは、パソコンはツールだと言います。

クリエイターにとってパソコンはなくてはならないものです。現代では考えたものを表現するのにパソコンは欠かせません。

見た目のよさだけでなく、クリエイターの意志どおりに動くパソコンが現代のクリエイティブの裏側を支えています。

オープニングアクトでこのメンバーで

臼井さんのバンド「ゴーグルエース」は、現在も音楽配信サービスで配信しています。

しかしこの1年は活動ができておらず、開店休業中だそう。

活動再開の暁には、今回の「バンドできるやん」なメンバー4人でオープニングアクトを行おう、と盛り上がったところでトークは終了となりました。

《ライター=タナカアキ》

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▼Creative LAB | On Air vol.6【音楽とクリエイティブ】

https://youtu.be/B7z1yJ8yVBc