Creative LAB | On Air vol.4 スポーツとクリエイティブ

2020年12月16日

株式会社日本HP×新しい働き方LABの共同企画「私をつくるクリエイティブ」。

2020年8月には、クリエイターの活動を後押しするコミュニティ「Creative LAB」がスタートしました。

本記事では、Creative LABの発足を記念し、「スポーツとクリエイティブ」をテーマに開催されたYouTube対談「Creative LAB On Air vol.4」の様子をお届けします。

《ゲスト》

▼吉川直希氏

2002年コンパックコンピュータ株式会社(現 株式会社日本HP)入社。外勤営業・内勤営業、業務、マーケティング等の職種を経て、現在は個人向けPCのプロダクトマネージャーを担当。

プライベートでは二児の父。趣味は野球、ドラム&パーカッション、お酒。

▼桂浩一氏

20年間の会社員経験を経てフリーランスとして独立し5年目。九州を中心に取材・インタビューや写真撮影、新しい働き方に関するセミナー講師など、幅広い分野で活躍中。

Twitter:@hiro19_k note:https://note.com/khiro19

《進行役》

▼滝沢紘子

新しい働き方LAB東京担当コミュニティーマネージャー。フリーの取材ライター、オンラインアシスタント。運動音痴。運動系の部活の雰囲気に憧れ、高校時代は女子バスケットボール部のマネージャーを経験。

Twitter:@hiroko_d_923fes note:https://note.com/monja420

■野球フリークが考えるクリエイティブ

滝沢
滝沢

本日のナビゲーターは新しい働き方LAB 東京コミュニティーマネージャーの滝沢紘子です。
よろしくお願いいたします。

本日のテーマは「スポーツとクリエイティブ」。さっそくゲストを紹介させていただきます!
吉川直希さん。よろしくお願いします。

吉川
吉川

よろしくお願いします。

滝沢
滝沢

お二人目は桂浩一さんです。よろしくお願いします。

桂

よろしくお願いします。

滝沢
滝沢

さっそくなんですが、今日の呼び名を決めたいと思います。

吉川さん、今日はどういうふうに呼びましょう。

吉川
吉川

じゃあ「ちっちゃいおじさん」でいきましょう。

滝沢
滝沢

え、いいんですか?

吉川
吉川

いいですよ。

滝沢
滝沢

ちょっとドキドキしちゃいますけど。桂さんはどうしましょう。

桂

いつもの「こーいち」でいいんじゃないでしょうか。

滝沢
滝沢

ありがとうございます。

さっそく始まったんですが、テーマが「スポーツとクリエイティブ」ということで。

私はあんまりつながりがわからなくて「何を話せばいいんだろう」と思ったんですが、いかがですか。

吉川
吉川

そうですね。まあ難しいですよね。

どうやって結びつけたらいいだろうといろいろ考えていたんですけど。

たとえば、よく思いつくところだと僕の背景に球場が映っていますけれど、この観客を盛り上げるために球団は何を考えているかというのはクリエイティブなお仕事でしょうし。

球団がSNSで舞台裏を撮影してファンに見せ、喜ばせてくれるというのもクリエイティブな活動かなと思いましたね。

桂

そうですよね。YouTubeのパ・リーグTVってあるじゃないですか。

あのチャンネルもかなりクリエイティブですよね。

吉川
吉川

ダイジェストだとか、いいプレーを集めて好プレー集を集めて動画を編集してというのも結構ありますけれど、まさにクリエイティブな素材ですし、見ていて楽しいですよね。

桂

日本ハムであれば杉谷選手をピックアップしていますし、うちのソフトバンクホークスでいえばギータ(柳田選手)だったり、周東選手であったり。

すみません。ちょっとロッテがぱっと思い浮かばなかったんですが。

吉川
吉川

いいですよ。全然。地味なんで。

ちなみに私はロッテファンなんですけど。

滝沢
滝沢

自然と「うちの」って話が出ましたけど。

桂

「うちの」って言っちゃいませんか?

吉川
吉川

言っちゃいますね。わかります。

もう選手がわが子のような感じですもんね。

滝沢
滝沢

わが子なんですね。

ちなみに好プレー集で行くと、スポーツ選手の技自体もクリエイティブだなと思っていて。

イチロー選手の背面キャッチだとか。勝つために打撃方法を研究したりもあるじゃないですか。

私はそういう視点で見ていたんですけど、球場を盛り上げるためだとか、ファンをどうやって虜にするかという視点のクリエイティブって、クリエイター視点ですごく面白いと思いました。

吉川
吉川

確かに選手一人ひとりが生きていくためには技を覚えたり、より上手くなるためにどんなトレーニングをしたらいいのか考えたりだとか。

一つひとつがクリエイティブな活動になるなと思いますね。

桂

やっぱりスポーツであり、興行ですから。

「いかに魅せるか」はそれぞれの選手や球団が創意工夫して当たっていく。

そこにクリエイティブ要素がいろいろと入り込んでいくと思いますね。

吉川
吉川

そうですね。

滝沢
滝沢

浩一さんがパ・リーグTVのお話をされていましたが、具体的にこれグッと来たというシーンはありますか?

桂

たくさんありますよ。挙げて行ったら1時間過ぎますよ。

滝沢
滝沢

それだけで終わっちゃいますか(笑)

桂

最近だとギータの摩訶不思議な意味不明ホームラン集とか。

吉川
吉川

あー、めちゃくちゃ楽しいですねあれは。

桂

楽しいですよ。「なんでそれが入る?」っていうホームラン集なんです。

球場にいろんな角度で置いてあるマルチアングルカメラで何カットも撮影して編集しているんですね。
編集技術にクリエイティブ要素がたくさんあるんだろうなと思いますし、実況や球場の音声もきちんと編集して、あえて観客の声を乗せているものもあって。

すごく見ていて楽しいんですよね。

滝沢
滝沢

クリエイティブが掛け合わさっているような印象も受けますよね。

球場にいるお客さんと選手自体のクリエイティブとどうやって魅せるのかっていうところ。

クリエイティブがスポーツにすごく深くかかわっているんだなと思いました。

吉川
吉川

本当にそう思いますね。

■応援は個性を表現するクリエイティブ

滝沢
滝沢

ちっちゃいおじさんは「うちのロッテのここがクリエイティブ」というところはありますか?

吉川
吉川

うちの球団はすごく地味なんですね。選手も含めて。

打率も3割打てる選手がいるわけでもなく、受賞投手も1人だけ。
誰かがチームを引っ張ってくれるわけではなくて、泥臭く地味なプレーで勝ち上がっていくというスタイルなんです。

特に面白いなと思うのは、地味な選手を輝かせてくれる広報の存在が大きいこと。
最近はYouTubeやSNSなどでロッカーの雰囲気だとか、ファンがなかなか見ることができない舞台裏を見せてくれて、ファンを盛り上げてくれるところはロッテのクリエイティブな姿を感じますね。

ロッテは応援団の声や応援歌、手拍子などの応援スタイルなど、応援がすごいって有名なんです。昔ながらの野球の応援団ってよりは、サッカーのサポーターのような応援スタイルなんですが、これもある意味、応援団のクリエイティブな活動だと思います。12球団のなかでもそこだけは負けないというスタイルを感じます。

滝沢
滝沢

その雰囲気が好きなんですね。

吉川
吉川

私はファン歴20年ほどなんですが、元々ロッテファンではなかったんです。
最初にいいなと思ったのが応援だったんです。

そもそも私がなんでロッテファンになったのか語ってもいいですか。

滝沢
滝沢

お願いします。気になります!

吉川
吉川

松坂大輔投手がルーキーイヤーのときに西武球場に行ったら相手がロッテだったんです。
松坂投手がその試合でプロ初の完封勝利を収めたんですが、1対0でめちゃくちゃいい試合だったんですよ。

その試合のロッテのピッチャーはジョニー黒木投手でした。
その2人の投げ合いで2人とも完投したんです。

結果、松坂投手が勝って、すごいなあと思ったんですが、試合が終わってもなかなかロッテファンが帰らないんですよ。

悔しがって「明日は絶対勝つぞ」というやたら熱い集団を見て。
それで私も一緒に応援したいと思ってロッテの試合に行くようになって。

そしたらドはまりしちゃったんです。

滝沢
滝沢

すごいですね。私もその応援見てみたいです!

桂

ロッテの応援はすごいですよ。

ソフトバンクホークス戦じゃなかったら、ロッテ側の応援席に行きたくなるくらい。
本当に楽しいんです。

滝沢
滝沢

応援って応援団の方が熱心にしているイメージがありますが、ロッテは違うんですね。

吉川
吉川

応援団も変わって来ていて、応援だが引っ張っていくというよりは観客みんなが盛り上げていく感じはありますね。

滝沢
滝沢

熱心なソフトバンクホークスファンのこーいちさんが席に座りたくなる熱い応援を見てみたいです。

桂

ロッテファンは座らないですよね。

吉川
吉川

座らないです。

滝沢
滝沢

座らない……立ったままですか!?

桂

ずっと座らないで応援しています。楽しいですよ。ロッテの応援は。

吉川
吉川

日ハムの応援もおもしろいですよね。

たぶん、女性と男性を分けて声をかけ合わせるのは日ハムが最初。
応援スタイルを確立したクリエイティブだと思います。

滝沢
滝沢

なんだかうれしいです。

吉川
吉川

男の人が歌うパートと女の人が歌うパートがわかれていますよね。
今は西武もやっていますけど。

桂

西武もライオンキングのテーマをチャンステーマとしてやっていますよね。

滝沢
滝沢

日ハムの応援といえば稲葉ジャンプです。

吉川
吉川

札幌ドームのカメラが揺れるやつですね。

桂

稲葉選手の東京ドームでの引退試合がソフトバンクホークス戦で。

ソフトバンクホークスファンも含めて球場全員で稲葉ジャンプをして送ったんですよ。
楽しかったですね。

吉川
吉川

行っていたんですか?

桂

行っていたんですよ。ソフトバンクホークス側ですけど。

試合終わってからみんなで稲葉ジャンプして。

吉川
吉川

あたたかいですね。パ・リーグは。

滝沢
滝沢

もう泣きそうです。

吉川
吉川

良い世界だ。

滝沢
滝沢

良い世界……優しい世界ですね。
応援って誰でもすぐに参加できるクリエイティブですよね。

吉川
吉川

そう思いますね。

■クリエイティブは魅せるためにある!?

滝沢
滝沢

クリエイティブの話をしていると、応援も選手のキャラクターを魅せるというところも、「魅せる」というところに行きつきますよね。
その視点はいかがでしょうか。

吉川
吉川

魅せるためにどうしなきゃならないということがクリエイティブの塊というか。
それは観客であったり、チームであったり、選手であったり。

それぞれが魅せるっていうのはクリエイティブな活動なんじゃないですかね。

桂

応援というテーマでいうと、今年コロナで球場になかなかお客さんが入れないとなったときに、ソフトバンクホークスはペッパー君が踊って応援していました。
4本足のロボットとか。クリエイティブなんだけど、めちゃくちゃシュールなんですよ。

あれはファンとしても度肝を抜かれました。球場に行って実際に見ても笑えるというか。

楽しいし、シュールだし「あ、こういうクリエイティブもあるんだ」っていうのは実感しました。

吉川
吉川

あれは度肝を抜かれましたね。「なんだこれは」って思いましたもん。

桂

ペッパー君がペッパー警部を踊るんですよ。

滝沢
滝沢

めちゃくちゃシュールですね。

桂

シュールですよ。

滝沢
滝沢

応援のクリエィティブだと、観客が入れないからパネルで応援もありましたよね。

吉川
吉川

ありましたっけ?

滝沢
滝沢

日ハムは観客の写真がパネルになって観客席に並ぶというのがありました。

吉川
吉川

ああ、ありましたね。

滝沢
滝沢

どうやって魅せるのか、ファンを虜にするのかというところは応援とクリエイティブがとても重なりました。

桂

去年なんですけれどもロッテのファンが遠征に来ていて、たまたま屋台で一緒になったときに一緒に話をしていたんですね。

そのときに「ロッテの先発ローテーション言えますか?」って言われて。

当時石川選手や涌井選手がいたので挙げたんですが、「違います。ロッテの先発ローテーションは、谷保さん、こなつお姉さん、マー君、そして今井さん、近藤さん」みたいな。

「これが先発ローテーションです」と言われて。

「なるほど」と思いました。

吉川
吉川

選手じゃない(笑)

桂

有名ですもんね。

吉川
吉川

そうですね。選手より目立ってますからね。

桂

こなつお姉さんは、今年引退されたんでしたっけ。

吉川
吉川

僕も何回か球場で会っているんですが、やめられたんじゃないですかね。

今シーズンは実は私も3試合観に行きましたけどお会いしていないです。

桂

残念だ……ローテーションが……。ローテーションの一角が崩れてしまった。

滝沢
滝沢

ごめんなさい。話がコアすぎてついていけません。

吉川
吉川

そうですね。コアすぎましたね。

桂

すみません(笑)

吉川
吉川

僕もびっくりしました。

滝沢
滝沢

解説していただけませんか……

吉川
吉川

今、名前が挙がったのはロッテの有名な球場のウグイス嬢の方ですとか、ビールの売り子さん、球場のアナウンサーだとかそういった選手ではなくて試合の脇を固めている裏方さんのことです。

滝沢
滝沢

そうなんですね。

桂

この人たちがいるからロッテの試合が成り立っている。応援も含めて球団が成り立っているんだっていう熱弁をされまして。

「確かにな」「なるほどな」と思いました。

吉川
吉川

その話をしている時点でかなりロッテファンだなと感じですね。
そういう人ばっかりなんですよ。

滝沢
滝沢

魅せ方を考えるためにクリエイティブがあるって考えるとロッテは大成功しているってことですよね。

吉川
吉川

私はいつも楽しくYouTubeやSNSを見ていますけど。

結構他球団の方も見てくれていて、評判がいいんですよ。

滝沢
滝沢

見てみたくなっちゃいました。

吉川
吉川

ぜひ。球団の広報の頑張りをぜひご覧あれ。

私まったく関係ないけど(笑)球団の人でも何でもない(笑)

桂

それがファンのあるべき姿なのかなと思います。

吉川
吉川

ありがとうございます。

あ、私はもちろん選手も愛していますよ。

■スポーツチームはクリエイティブだらけ

滝沢
滝沢

ちっちゃいおじさんはグッズ販売やスクールについてなど、いろんな切り口でお話をしていただいていました。

吉川
吉川

プロ野球で考えたときにファンの視点、プレイヤーの視点、球団の視点という3つで考えました。

球団はプロである以上、収益を上げなければならないと考えたら、そのためには強くなきゃならない。
強くなるためには「どんな選手を獲得したらいいですか?」ということを考えることもクリエイティブだと思いました。

観客動員を増やさないと収益が上がらないので、ファンクラブを作って、ファンクラブでどんなことをするのかとか。グッズで選手を応援してもらうためにグッズを増やすとか。

吉川
吉川

去年、ラグビーのワールドカップで日本中が大盛り上がりしましたよね。

その前にノーサイドゲームというドラマが大泉洋さんの主演であって。
あのドラマの流れで本大会に入ったんですよね。

そういう本大会のつなぎ方も上手かったんですが、ノーサイドゲームで大泉洋さんがGMをやられているんですが、そこの言葉で「君ら、ラグビーの火が消えかかっている。ラグビーを盛り上げていくためには未来への投資が必要だ」と、メッセージを言っているんです。

地元の子どもたちを集めてジュニアのスクールを開催するなど、まさに各球団の話も同じでしょうし、全球団でジュニアのスクールを作っていますよね。
それも子供たちにどうやって野球に興味を持ってもらって、どうやって教えたら上手くなってくれるとか。
そういうことを考えることも1つのクリエイティブだと思いました。

もちろん、収益を上げるためと考えると、スポンサーをどうやったら獲得できるのかという話も1つのクリエイティブな活動だと思います。

そう考えると、スポーツチームはクリエイティブだらけだと思いましたね。

選手が新技やほかの選手よりもどうやって優れたらレギュラー争いに勝てるのか、どんなトレーニングをしたら上手くなるのかってことを考えるのもクリエイティブだし、私の周りにはなかなかロッテファンがいないんですが、ロッテファンを増やすためにはSNSでどんな発信をしたらいいんだろうとかってことを考えるのもファンとしてのクリエイティブ活動だと思います。

滝沢
滝沢

クリエイティブから生まれるものを連想するとアートなものをイメージしたのですが、目的に対して何かを作ることがクリエイティブと考えると、ちっちゃいおじさんが言ったみたいに「全部の活動がクリエイティブじゃん!」って思いますよね。

吉川
吉川

1億クリエイター時代と言われていますが、実は我々が気付かないところでクリエイティブな活動はしていると思うし、クリエイティブなことを考えないとダメなんでしょうね。

仕事をするうえでもそう思います。

滝沢
滝沢

クリエイティブが身近に感じました。

吉川
吉川

私も全然クリエイターでも何でもないですしね。

クリエイターというとプロフェッショナルで敷居が高そうな感じがしますが、実はみんな形に変えている作業はしているのかなと思います。

私もプロダクトマネージャーという立場なので、製品の資料を作ったり、Webページの骨子を考えたりするんですが、それも1つひとつ考えていくのはクリエイティブな思想であり、アウトプットなので。

気が付かないところで自分も実はクリエイターなのではないかなという気がしてきました。

滝沢
滝沢

すごいですよね。全員クリエイターじゃないですか。

吉川
吉川

そうですよ。特に子どもなんてプロのクリエイターじゃないですか。
遊びを考えるプロ
与えられたものが少なくてもみんなで楽しんでどこでも遊び見つけるので。
あの感覚は我々も忘れちゃいけないなと思いますよね。

滝沢
滝沢

お子さんを見て驚いたって話はありますか?

吉川
吉川

最近はゲームばかりなのでわからないですね(笑)

でも、ゲームをしていてもいろいろ考えながらやっているし、もちろん、プロゲーマーもプロのクリエイターだと思いますもんね。

子どもはみんなかなりクリエイティブな活動をしているんじゃないのかなって思いますね。
うちの子たちを見ていても思います。大して何か与えている訳でなくても時間をつぶしていますからね。

滝沢
滝沢

「子供ってどこでもクリエイティブなことできるよね」「遊びを創出できるよね」という話はロッテの戦略につながるなと思いました。

どんな状況でもクリエイティブできる、そこに置かれた状況でクリエイティブなものが生まれてくるっていうことがつながってすごいと思いました。

■クリエイティブは時代に合わせて形を変えていく

滝沢
滝沢

スポーツとクリエイティブといわれても「ん?」と思っていたんですけど、今クリエイティブだらけですごいって思っています。

吉川
吉川

最近、この球団のここがめちゃくちゃクリエイティブ!っていうところはありますかね。

桂

我々もクリエイターとして参加しているところって視点だと、球場に行くと実感する場面って多々ありますよね。

ドームが本拠地だった場合、勝利のセレモニーのときって照明を落として、来場者全員がスマホのライトで照らしてイルミネーションみたいに彩って勝利を祝うことがありますよね。

ドーム球場はどこもしているんじゃないかなと思うんですが、360度光に包まれるのでものすごくきれいなんですよ。

これも球団が考えたクリエイティブに観客がクリエイターとして乗っかっているという一例かなと思いますよね。

滝沢
滝沢

スマホのライトでイルミネーション代わりにするのは定番化していますよね。

吉川
吉川

ライブなどでよく見ますよね。

滝沢
滝沢

アンコールのときに拍手からスマホのライトに変わっていっているというのを実感していて。
それもスマホがないとやらないことですよね。

またはうるさくしないという制限がある中でどうしようという抜け道というか、そこから生まれたクリエイティブなのかなと思っていて、それが当たり前になっていくのもおもしろいですよね。

吉川
吉川

観客って声を出してはならないと言われるなかで、そういった新しいデバイスを使って盛り上げようとするのはそれもそれでクリエイティブですよね。

桂

ソフトバンクホークスの場合は来シーズンから公式Vtuberが走り出すんです。

ついこの間、Vtuberの魂(演者・中の人)を募集していたんです。

滝沢
滝沢

募集するんですね。

桂

一般公募していたんですよ。

来シーズンから球場内外でいろいろなプロモーションをやっていくんだと思います。

そこには多分にクリエイティブ要素が入っていくんだろうと思っています。

滝沢
滝沢

募集するのもおもしろいですよね、ちょっと前までは内輪で完結していましたが、今は巻き込み型のプロモーションも増えていますよね。

吉川
吉川

この間ジャイアンツはマスクを一般公募でデザインを募集してチームで使っていましたよね。

桂

マスクは各球団オリジナルマスクを作っていますよね。

滝沢
滝沢

マスクもこの時代でなければなかったクリエイティブですよね。

吉川
吉川

そうですよね。あ、なんかこーいちさんが動き出しましたね。何が出てくるんだろう。

滝沢
滝沢

「あ! マスク!!」

桂

これは仙台の球場に行ったときに無料配布されていました。

滝沢
滝沢

私が着ているのも実は無料配布のユニフォームです。

桂

無料配布って多いですよね。

吉川
吉川

それをしないとお客さんを入れられないのかってくらい多いですよね(笑)

桂

ユニフォームも年間3~4種類使っているでしょ。

滝沢
滝沢

ユニフォームはクリエイティブですよね。何種類もありますよね。

吉川
吉川

日ハムのユニフォームが出たときにとってもかっこいいと思いましたけどね。新庄選手が来ていて、かっこいいなって。

桂

新庄選手がかっこいいもんね。

吉川
吉川

あの頃はいいチームだったなあ。

滝沢
滝沢

今もいいチームですよ。

吉川
吉川

今もいいチームです。
日ハムはイケメンが多いんですよ。ソフトバンクホークスも多いですよね。

滝沢
滝沢

日ハムは恋人にしたいランキングってあって、選手のパネルにシールを貼っていくというイベントが毎年開催されていますね。

それも1番最初にやってみて、何もないところから出てくるクリエイティブもあるけれど、それが定例化するものもあって。
日ハムはこれをやっているんだよって定番のものができていく。

それがチームのカラーになっていくって面白いですよね。

吉川
吉川

そう思います。そのイケメン投票も女性ファンを獲得するための活動だと思います。
それもクリエイティブな活動ですよね。

桂

女性ファン増えましたよね。

吉川
吉川

パ・リーグすごいと思いますよ。
昔なんて男しかいなかったのに、最近、球場も黄色い声援が多いですよね。

桂

男女別パートの応援も女性の方のパートもものすごい声が出ていますもんね。

吉川
吉川

女性だけの声がいいんですよね……。

滝沢
滝沢

ガールズフェスもありますし、キャラクターコラボもありますよね。

吉川
吉川

ありますよね。

滝沢
滝沢

最近うれしかったのはガンダムコラボですね。

桂

ホークスは甲斐キャノンがいるので、ガンキャノンでした。

滝沢
滝沢

実際にガンプラが発売されましたね。

桂

ものすごい人気だったみたいですね。

滝沢
滝沢

全球団やっていましたよね。球団全体での同じクリエイティブもあるんですね。

桂

パ・リーグは球団のWebページのインターフェースが同じなんですよ。

だから、パ・リーグのファンはどの球団のWebページに行ってもグッズ紹介やチケット購入のページにすぐに行けるんですよ。

滝沢
滝沢

それすごい良いですよね。チケットがスムーズに買えるのは重要ですよね。

■クリエイティブには憧れの存在が必要

滝沢
滝沢

私、今まで話してきて、スポーツとクリエイティブなのに野球の話しかしていないことに気付きました。

吉川
吉川

確かに。ほかの競技についても話したほうがいいですかね。

滝沢
滝沢

ラグビーはちょっと話しました。
体操やフィギュアスケートはクリエイティブな要素を感じますよね。

吉川
吉川

採点競技はとてもクリエイティブですよね。

滝沢
滝沢

新しい技を出すとそれも話題になりますよね。

吉川
吉川

自分の名前がつきますからね。
それをモチベーションに新技を開発する選手もたくさんいるでしょうしね。

滝沢
滝沢

それってすごいことですよね。日々クリエイティブですよね。
そう考えると人間って本能としてクリエイティブをしたい生き物なんですかね。

吉川
吉川

憧れもあるでしょうね。憧れだけで終わるかどうか。
大体の人はやっぱり憧れだけで終わってしまうのかもしれません。

滝沢
滝沢

また野球に戻してしまうんですが、子どもの頃ってプロ野球選手の技をマネしたいってありましたよね。

吉川
吉川

私はずっと野球をやってきて、今も草野球をしていますが、それは一生追い続けますよね。
いい選手の真似はしたいです。

できないですけどね。でもチャレンジしたいなって思います。

桂

私も野球をやっていたので、右なんですけど、1本足で立つとか真似していましたね。

吉川
吉川

私もやりました。

滝沢
滝沢

技自体もクリエイティブですし、どうやったらできるのか考える工程もクリエイティブですよね。

スポーツとクリエイティブ、めちゃくちゃかかわっているじゃないですか。

吉川
吉川

かかわっていますね。

桂

昔のマンガの主人公ってエースで4番で見た目もかっこよくて女の子にモテてっていうキャラクターでしたが、リアルに出てきているじゃないですか。

大谷翔平選手とか。クリエイティブからリアルに飛び出しているところがあると思うんですね。

ドカベンで出てきた打法が狙ったわけでなくても偶然出てくるとか。

昔クリエイティブな世界だけだったものがリアルに出てきているというのは、見ていて面白いですよね。

滝沢
滝沢

吉川
吉川

大谷翔平選手なんて、マンガを超えたクリエイティブですよ。すごいと思います。

桂

あの存在自体がマンガの世界でしか考えられないような選手ですもんね。

滝沢
滝沢

確かに。それはすごく面白いですね。クリエイティブからクリエイティブが生まれて、また戻るんですもんね。

私、ちょっと自慢なんですが、大谷選手が最速記録出した時の試合を球場で見ていたんです。

吉川
吉川

私、ロッテファンですが大谷のTシャツ持っています。それくらい好き。

恋しています。すごい選手ですよね。おっさんですけど憧れますもんね。

滝沢
滝沢

クリエイティブに憧れの存在は必要ですよね。

吉川
吉川

それは必要ですよね。

滝沢
滝沢

マンガの世界のことをやりたいとか。全部つながりますね。

魅せるため、球団として収益を上げなければならない、何か目的があって子どもが技をやりたいのも、あこがれの選手の技をやりたいっていう目的があってクリエイティブが生まれていますね。

吉川
吉川

ですね!

桂

ただ、お子さんは絶対ギータの真似はしちゃだめです。体を壊します。

吉川
吉川

結局スポーツってドラマ性がすごく高いじゃないですか。

ドラマティックなエンディングを生み出すのも観客やスタッフ、クリエイティブなのかなと思います。

滝沢
滝沢

試合の運びなど、偶然が生み出すクリエイティブもありますよね。

高校野球とかの奇跡の大逆転も、偶然と言っていいのかわからないですけど……

吉川
吉川

狙っていませんもんね。偶然が生み出すクリエイティブですね。

滝沢
滝沢

それをドラマティックだと感じるのは、偶然から来る奇跡に憧れる人間がいるからなんでしょうか。

吉川
吉川

見ている側は求めているんでしょうね。

「みんなが求めるとドラマが起きちゃう」みたいな。

それこそが、偶然が起こすクリエイティブなのかなと思いました。

滝沢
滝沢

目的があってクリエイティブが生まれるけれど、偶然を期待している私たちもいるってことなんでしょうか。

吉川
吉川

そうそう。そういうパターンもあるのかな。

滝沢
滝沢

クリエイティブに正解はなくて、自由なんですね。

吉川
吉川

知らないところでクリエイティブが生まれているんですよ、きっと。

滝沢
滝沢

私、これから生きていくのが楽しくなりそうです。
道を歩いていても「あれもクリエイティブかもしれない」って探しちゃいそうです。

吉川
吉川

視野が広がるかもしれないですね。

滝沢
滝沢

最後、頭がスカッとしたというか、違う世界に行っちゃった感覚がありました。すごい!
そろそろお時間なんですが、何か言い残したことはないですか?

吉川
吉川

あっという間ですね

滝沢
滝沢

結局、野球のことばっかじゃん(笑)

吉川
吉川

こーいちさんの話を事前に聞いていたので「今日は野球の話ができるな」ってワクワクしていましたから。

桂

思う存分好きなだけ野球の話ができるなって思っていました。楽しかったです。

吉川
吉川

楽しかったです。

滝沢
滝沢

野球だけでこんなに話せるならスポーツひとつずつ切り出して何がクリエイティブか話したらめちゃくちゃおもしろそうですね。

桂

JリーグにはJリーグのクリエイティブがあるでしょうし、バスケやその他のスポーツそれぞれクリエイティブなところがあると思います。

滝沢
滝沢

Jリーグもクリエイティブですよね。
何もない状態から作ってきたってことですもんね。

他に何か話したいことはありませんか?

桂

ぜひクライマックスシリーズは福岡でお待ちしています!

滝沢
滝沢

本日はスポーツとクリエイティブについてお話をしていきました。

ちっちゃいおじさんこと吉川さん、こーいちさんこと桂さんありがとうございました!

吉川
吉川

ありがとうございました!

桂

ありがとうございました!

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本記事をお読みになられクリエイティブな活動にご興味を持たれた方、クリエイティブに挑戦してみたい方はぜひ、CreativeLABへご参加ください。

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